ユノペン時々チャミペン。つまりトンペン。東方神起を応援するRed Oceanの一粒。

東方神起のユノとチャンミンを応援するブログです

Introduction

みなさんこんにちは (。・x・)ゝ

こちらのお話は、連載予定のメインストーリーになります。
うちのブログは小説専門ではないので、更新は不定期になります。
ヘタですし、ブログのオマケのつもりなので、多くを求めないでいただけると助かりますww

前回のようなショートストーリも、思いつくたびに気ままに更新すると思います。
カテゴリから順番に読めるようになってますのでご利用ください(〃▽〃)

注意事項
・東方神起が主役ではありますが、お話の内容は実際にあったエピソードをヒントにアタシが考えた、完全なるフィクションです
・BLではありません(おかしな注意事項ですがw)
・どうか事実と混同しないでください。そして事実はこうだと想像したお話でもありません。もう一度言います。フィクションです。
・普段のブログの内容だけ楽しんでいただいても全然大丈夫です(〃▽〃)

それでは以下、メインストーリーです。



Introduction
東方神起 ユノ チャンミン

SIDE : CHANGMIN

デビューからしばらくして、僕たちはスターになった。

どのグループにいてもメインを張れる実力のある者を集めて組まれたドリームチーム、というコンセプト。
でも、それは違う、と僕は思う。

いや、正しくは「僕だけは違う」だ。

自ら望んで芸能人を目指し取り組んできた他のメンバーと違って、僕はスカウトされてあまり深くも考えずこの世界に飛び込んだ。

事務所に入ってレッスンを始めてみれば、すでに周りは本気で芸能人を目指し、夢を叶えるため頑張っていて。

何もできない僕1人だけ、スタートから取り残されていた。

ユノヒョンは言った。

「なんとなくここにいるなら、やめた方がいい」

冷たい人だな。あまり関わりたくない。

その願い虚しく、僕はユノヒョンとグループを組むことになった。



デビューが決まった頃には、出遅れた分を取り戻そうとレッスンに励む自分がいた。

やるからには、努力は惜しまない。
理由はどうあれ、中途半端は大嫌いだから。

勉強も頑張ると父さんと約束したから、もちろん手を抜かず勉強した。
過密になってゆくレッスンの合間にも、勉強を欠かすことはなかった。

メンバーは心配して、無理をするなと言ってくれた。
でもユノヒョンだけは、頑張れと言った。

僕は、もっと頑張らなきゃいけないんだな、と思った。



そしてデビュー後は、殺人的なスケジュールをこなす毎日。
それでも全部頑張り続けたら、とうとうステージの上で真っ直ぐ立てなくなってしまった。

歌いながら、踊りながら、誰から見てもフラフラで倒れそうな僕は、さぞかし滑稽だっただろう。

僕はそんな自分がおかしくて、顔だけは不思議と笑っていた。

他のメンバーは平気なのに、僕だけついていけなくて体が悲鳴を上げている。
あんなに頑張っていたのに、まだ足りなかったのかな?

それとも、僕には最初から無理だったのかな?

あ、そうか。
だからあの時ユノヒョンは、やめた方がいいって言ったんだ。

僕には無理だって、教えてくれてたんだ。

なんだ、そうか…。

もっと頑張ればよかったのかな。
そしたらユノヒョンに、褒めてもらえたのかな。

フラフラの体で、別のことを考えてるのに。
それでも体は勝手に動くし歌詞も勝手に口をつく。
こんなに覚えてるのに。
体にも脳にも刷り込まれてるのに。

他のメンバーがヒヤヒヤして、僕を意識してるのがわかる。
でもユノヒョンだけは、僕など気にもとめずにファンだけを見ていた。

きっと呆れてるんだ。
だから言ったのにって。


気がついたら僕は、舞台袖に向かって歩いていた。
ステージでの記憶はほとんどなかった。
でもどうやらなんとか終わったようだった。

意識を手放す寸前の状態でステージをはけて、ファンから見えなくなったあたりで安堵した。
安堵したら、膝の力が抜けて僕は床に崩れ落ちた。

はずだった。

叩きつけられるはずの床の感触はなくて、代わりに痛いくらい腕を掴まれる。
無理やり引っ張り上げられ、突然僕の体が宙に浮いた。

それが誰かに背負われたからだと気が付いたのは、少し遅れて僕とは別の体温を感じたから。

「チャンミン、チャンミン!今病院連れてってやるからな!」

ユノヒョンの声が聞こえる。
どこから聞こえるのかと思ったら、僕を背負ってるのがユノヒョンだった。

体が揺れるのは、ユノヒョンが僕を背負って走ってるから。
ステージを終わらせたばかりで僕を背負って走れるなんて、どんな体力してるんだこの人。

「ヒョン、僕、大丈夫です」
「大丈夫なわけないだろ!そんなにボロボロになってるのに、おまえが頑張ってるから止めることもできやしねーし!」
「…意味がわからない」
「だから!おまえが弱音吐かねーで頑張ってるのに、俺が止めるわけにはいかないだろ?!」

びっくりした。
思ってもみなかった言葉に、僕は一瞬体の辛ささえ忘れそうだった。


僕が頑張ってたから、止めなかったの?
頑張ってる僕をちゃんと見てて、止めるのを我慢してくれてたの?

「いいか!これからは引きずってでも休ませるからな!こんな思いは、もうごめんだ…」

どうしてユノヒョンが辛そうなの?
なんで泣きそうなの?

次から次へと疑問が浮かぶのに、どうしてだろう、とても嬉しかった。
ユノヒョンが、僕を見てくれてた。
それだけで僕は、頑張ってよかったと思えたんだ。




自覚はなかったけど、僕はきっと、物凄くプレッシャーを感じていたんだろう。

出遅れてるから。
一番年下だから。

ヒョンたちの足を引っ張っちゃいけない。

張りつめて張りつめて。
自分の限界を超えていることにも気づけないでいたんだ。

「だって、ユノヒョンが頑張れって言ったから」
「は?!」
「しんどい時に限って、ユノヒョンが頑張れって言うから」
「なんだよそれ!俺のせいかよっ」
「違う。だから頑張れたって話」

ユノヒョンが一瞬立ち止まった。
何か考えるような素振りをして、でも結局何も言わずにまた歩き始めた。

通路の突き当りの扉を開けて外に出ると、マネージャーが裏口に車を回して待ってくれていた。
ユノヒョンは後部座席に僕を押し込んで、当然のように自分も僕の横に座った。

扉が閉まり、車が発進する。

「大丈夫かチャンミン?」

マネージャーが運転しながら、僕に声をかけてくれた。

「はい。大丈夫です」

体を支えるものがほしくて、ドアにもたれようとしたら肩を抱き寄せられて。
そのまま僕はユノヒョンの膝に頭を乗せて落ち着いた。

膝枕とか。
普段なら恥ずかしくて暴れてたはずなのに、その時はそれが妙に落ち着いた。

「なぁ、チャンミン」

言いながらユノヒョンは、自分の腕を僕の胸に乗せた。
それだけのことが、まるで抱きしめられているように感じて癒された。

「なんですか?」
「おまえ、本当は芸能人になる気なんかなかったんだろ?」
「はい」
「後悔はしてないのか?」

ボロボロになった僕を見て、ユノヒョンはリーダーとしての責任を感じているんだろうか。

「後悔は…する時もあります。でも、やめた方が、もっと後悔します」

正直に言った。
綺麗ごとを言わなくても、きっとこの人には通じると思ったから。

僕の言葉に、少しだけユノヒョンの手に力がこもる。

「俺は、おまえが入ってくるまでに、何度もグループを組んでは解散するのを繰り返した。仲間だと思った途端、目の前からいなくなるんだ。だからもう、どうせいなくなるなら、大事に思う前にいなくなってほしいと思ったんだ」
「僕がいなくなりそうだったから?」
「そりゃそうだろ。お前は自分の意思で入ったわけじゃなかったし。でも、遅れを取り戻そうと頑張ってるおまえを見て、いつの間にか、早く追いつかせてやりたいと思うようになったんだ」

あぁ、だからか。
だからユノヒョンは僕が辛そうにするたびに、頑張れって言ったんだ。
みんなは無理するなって言ったけど。
ユノヒョンだけは、頑張れって応援してくれてたんだ。

僕の頑張りが足りないと思ったんじゃなくて、頑張ってるから応援してくれたんだ。

「ねぇ、ユノヒョン」
「ん?」
「僕は、東方神起でいてもいいですか?」

他の誰でもなく、この人に聞きたかったこと。

「僕を東方神起の一人だと、認めてくれますか?」

みんなと違って、なんとなくこの道を選んだけど。
今の僕は本気で頑張ってると、あなたの目には映ってますか。

ユノヒョンの掌がぐっと僕の肩を掴んで、何かを伝えるように力がこもる。

「約束しろ、チャンミン。俺の前から、いなくなるな」

それは「おまえは東方神起だ」と言われるより、もっと切実で、ユノヒョンの思いを感じる言葉。

やめた方がいいと言ったユノヒョンが、いなくなるなと言ってくれた。
それが嬉しくて、自分がどれだけこの人に認められたかったかを自覚した。

「僕はユノヒョンとずっといる。誓います」

僕はユノヒョンの腕を取り、両腕でしっかり胸に抱きこんだ。
僕の決意が伝わるようにと願って。

「わかった」

その返事を聞いて、急激に睡魔が僕を襲った。

触れているだけなのに、この安心感はなんだろう。

ホント、不思議な人だな。

誰よりも努力をし、たった一人で東方神起を守る人。
僕はこの人の言葉で、東方神起でいられる奇跡を、やっと今手に入れたんだと遠くなる意識の中で思った。

そしてその後、呟くように漏れた「ありがとう」という囁き。
それは僕のセリフなのに、と思ったら、胸の中があったかくなって、とても満たされたんだ。




小説の目次はこちら
INDEX


小説はこちらで更新「Novel of TVXQ

2014-06-07 : Introduction : コメント : 17 : トラックバック : 0
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アカン・・・
なんやこれ

めっちゃ泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。

続き楽しみに待ってる!!!
2014-06-07 12:45 : みーこ URL : 編集
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2014-06-07 14:32 : : 編集
いい!
始まりましたねー本編♪嬉しい。
フィクションなのは分かってるんですが、ショートストーリーの時もそうでしたが、実際にあったエピソードが散りばめられてるのが、トンペンにはたまりません♡

最近私の中で、ユノの素顔は5歳児なのか、カリスマオーラ全開のヒョンなのかどっちなんだ!?と、迷走してるんです。両面あるとは思います。仕事とプラベで違うのも。相手によっても大分違うんだろーなー。
あ、独り言でした。

小説を通してりこねぇさんが思う二人の姿が見れて、凄く楽しいです。
2014-06-07 17:01 : 粉雪 URL : 編集
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2014-06-07 18:03 : : 編集
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2014-06-07 22:36 : : 編集
すごい!
こんばんわ☆
文才ありますよね〜
読みやすいし、グイグイ引き込まれて行きます^ ^
次も楽しみです!
2014-06-07 22:47 : えりこ URL : 編集
Re: アカン・・・
みーこしゃんヾ(゚ω゚)ノ゛

マジでか?!

え?こんなんで大丈夫?
大丈夫なら続き書くけどw

ちょっとまた仕事忙しくてバタバタしてるけど、またアップします♪
2014-06-08 00:09 : りこねぇ URL : 編集
Re: 初めまして…
鍵コメ 〇〇〇さん(ひらがな3文字)

はじめましてヾ(゚ω゚)ノ゛
毎日来ていただいてるなんて Σ(゚Д゚)

こんなんでよろしければ、頻繁にとはいきませんがぼちぼち進めますのでまた読んでやってください(〃▽〃)
実は書き始めたばかりなので、結構楽しいですw

ただ、そのうち話に詰まりそうで怖いですけど (((( ;゚Д゚)))

近鉄電車ww
実は最近三宮からも出るようになって、近鉄電車で鶴橋行けるので助かってますw

こんな冗談とマニアックなことで8割を占めるブログを気に入っていただけて嬉しいです ・゚・(つД`)・゚・

コメントはお暇な時に気が向いたらでいいので、いつでも遊びに来てくださいねヾ(゚ω゚)ノ゛
2014-06-08 00:16 : りこねぇ URL : 編集
Re: いい!
粉雪さん

メインストーリーを本格的に始める前に、今回はIntroductionとして二人の絆が生まれたところに触れました。

おそらくほぼチャンミン目線になるかと思いますが、時々出て来るユノ目線も楽しんでいただけるよう頑張ります♪

アタシは5歳児をゆんほくんと呼び、他にもユノユノ、キング、うちのチョンさんとたくさんのユノがアタシの中にいるんですが、単にアタシの気分で呼び方を変えているような気がしないでもないです(何が言いたい?)

まだ残念なことにゆんほくんは登場してませんが、そのうち出てきますww
2014-06-08 00:59 : りこねぇ URL : 編集
Re: No title
鍵コメ 〇〇さん(漢字二文字)

今回はメインストーリーのIntroductionということで、どうしても触れておきたかった、二人の絆が生まれた瞬間に触れてみました。

ここから話は飛びますが、アタシが東方神起の過去を知ろうとする中で感じたことを書いてみるつもりです。

〇〇さんの中にいるユノチャミと重なったのなら嬉しいです。
ちょっと難しい内容に触れるつもりなので、上手く書けるか心配ですが、やってみます^^;

では18日お会いできるのを楽しみにしてますね♪
2014-06-08 01:12 : りこねぇ URL : 編集
Re: タイトルなし
鍵コメ 〇〇〇さん(ひらがな三文字)

このお話を読んでいろいろ感じてくださったんですね
なんだかすごく嬉しいです(〃▽〃)

同窓会ってゆってた動画、アタシもみました。
ユノは愛情より友情。友情ばっかり。ってビギステで他のメンバーに言われてたこともありましたねw

そんなユノがアタシの中のユノで、このお話でその動画を思い出してくださったなら、ちゃんと伝わったのかなとほっとします。

そう。BLは読めるんですが書けないんです(´-ω-`)
こればっかりはどうしようもないので、退屈されないように頑張ります♪
2014-06-08 01:30 : りこねぇ URL : 編集
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2014-06-08 01:34 : : 編集
Re: すごい!
えりこさん

難しいこと書けないんで、なんか作文みたいだなと思いながらなんですが、大丈夫ですか?

ありがとうございます
また続きも読んでやってくださいねw
2014-06-08 01:42 : りこねぇ URL : 編集
Re: ひゃぁ…
鍵コメ 〇〇〇〇〇〇〇〇さん

本にしても売れないので配って歩くハメになるかとw

でも楽しんでいただけて本当に嬉しいです。

妄想特急ww(←かなりウケました)
普段読まない方が読んでくれるのは、ホント素直に嬉しいです(〃▽〃)

ニアミスばっかなので、いつかお会いしたいと思っておりますww
機会があればぜひ♪
2014-06-08 01:47 : りこねぇ URL : 編集
素敵~♡
りこねぇさんの文章大好きだ~~~。
りこねぇさんの描くユノチャミ大好きだ~~~。

兄貴に認められたいマンネと弟を守りたいヒョン。
こんな2人が長い年月を経て、今のように助け合う関係へと成って行くんですよね(´;ω;`)
りこねぇさんが2人の絆をどう描いてくれるのか、想像するだけでドキドキします。

続き楽しみにしてますね♪
2014-06-09 11:27 : のん URL : 編集
Re: 素敵~♡
のんさん

素人なんでね、読みづらいこともあるかもしれません
作文みたいだなと思いながら書いてるんで、こんなんでいいのか不安だったんですがw

今回のIntroductionとIntroduction2で、ようやくベースが仕上がりましたw
これから第一章が頭の中で動くのを待ちます(いや、結構もう動いてるんですが)

楽しみと言ってもらえるのはホント嬉しいです
ありがとう♪
2014-06-10 13:06 : りこねぇ URL : 編集
拍手鍵コメのお返事
拍手鍵コメ 〇〇〇さん(ローマ字3文字)

こういうお話に需要があるのか不安だったのですが、気に入っていただけてホッとしました。

BLは読めるんですが書けません
恋愛未熟児なので無理なんですww
2014-06-10 13:13 : りこねぇ URL : 編集
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プロフィール

りこねぇ

Author:りこねぇ
昔、道端で踊ってましたね。あ、そうそう、バンドもやってました。ユノのダンスとチャンミンのハイトーンボイスが好きです。あと、東方神起の動画作るのにハマってます。

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YouTubeにアップしている動画です。よかったら見てやってください。
ユノに大好きな曲を踊ってもらいました。本当にユノが歌いながら踊っているカンジにしたかったんですがどうでしょう^^;

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